10月も後半になり、朝晩の寒さに体を慣らすのが大変な毎日ですが皆さん、いかがお過ごしですか? TERUです。
私は芸術の秋という事で先日、中村勘九郎・中村七之助、錦秋歌舞伎の鹿児島公演を観に行って来ました。
(今回の舞台は十八世中村勘三郎十三回忌追善ともあり、入口に勘三郎さんの写真がお客様を出迎えて下さいました。)
トークショーで始まりその中の質問コーナーでは、御三方の気さくでユーモアな一面を見られてとても楽しかったです。
会場の7割の人が歌舞伎公演3回以内の初心者ということで、初心者の楽しみ方(目の置き所)や、拍手の入れ所など教えて頂いて公演が開幕。
確かに、楽しみ方を教えて頂いたお陰で面白さや深みが増しました。
特に3幕目の≪舞鶴五条橋≫は、牛若丸と弁慶の出会いに常盤御前と牛若丸の親子の物語を取り入れた作品で、七之助さん演じる常盤御前の牛若丸に対して言葉少なでも伝わる母(女形)の所作に見惚れるは、
勘九郎さん演じる弁慶の登場で目が覚めるような迫力とカッコ良さに鳥肌が立ちました。が、牛若丸との決闘シーンでは笑いあり❕と言うギャプも流石ですね~楽しませてもらいました。
歌舞伎の始まりは1603年(慶長8年)初めは女歌舞伎でそれから若衆歌舞伎となり、現在の野郎歌舞伎へと発展したのだそうです。中々中身の深い歴史があるようですね。
歴史といえば、焼酎の歴史も長いこと、ご存知ですか?
弊社の『永禄二歳』と言う焼酎のラベルにも紹介してあります。銘柄の『永禄二歳』は日本最古の”焼酎”という文字が永禄二歳(1559年)に鹿児島県伊佐市にある郡山八幡神社の柱貫に落書きされた事によるものです。
これが日本で初めての”焼酎”という文字が出てきた最古の資料。このことから400年も前から焼酎は飲まれていた事になるそうです。
未だに皆様に飲まれていると言う事に感慨深いものがあり有難い事です。ちなみに当社の『永禄二歳』は自然豊かな大地で醸し出した独特の芳香と口当たり、黒麹仕込みで二次仕込みの際に添麴する事ですっきりとした味わいになっておりますので、是非機会があれば飲んでみてください🤭
歌舞伎の話から焼酎の歴史に飛びましたが、公演を見終えたらお腹が空いて天文館のセンテラスに行ってアサイーボウルを食べました。
目の前でジャズフェスティバルもやっていて、色んな文化に触れた良い一日でした。
by TERU