米処、伊佐地方では田に水が引かれ、次々と緑の絨毯が広がり始めました。
みなさんの町ではどんな風景が見えますか?
私の家でも一丁部少々の田植えが終わり、「よかったね!お疲れ様」の意味を兼ねて食事に行きました。
これは義父母たちが行っていた「さなぼり」という伝統を引き継いでいます。
稲刈りが終わった後も、秋上げと言って「無事収穫できてよかったね!お疲れ様」と食事に出かけます。あ、同じような習わしが焼酎業界でもあります(^^)伝統を引き継いでいけたらいいですね。
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田植えが終わったら、今度は春に植えた夏カボチャの収穫が始まり、
700ちょっとのカボチャの苗が大きな実を実らせてくれました。
1回目獲ったものは蜂が少なかったためか、受粉がうまくいかず、形が悪いものがありましたが、2
回目に獲ったものは形もよく、大きなカボチャになってくれました。(大きいから値がいいわけではないですが・・・)
毎年行っていることでも、自然相手なので一様にいかないところにやりがいが持てます。
兼業農家をやっているためか、焼酎造りに欠かせない米・芋農家の方々のご苦労は身に沁みるほど実感し、感謝するとともに今年の米は?芋は?無事収穫できたら・・・と思わずにはいられません。
話は変わりますが、先日とてもうれしい事がありました。
息子の所属するドラゴンボート(川や海で行われるボートレース)のチームが島根県へ伊佐の代表として遠征に行くことになりました。
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遠征資金が必要なため、会社のみんなに物品販売のお願いをしたところ、思いの他、たくさんの方々にご協力いただきました。
柄にもなく、目が潤んでしまうと同時に、みなさんに対して自分は何ができるのか?と考える良い機会にもなりました。息子にも感謝です。
伝統という昔からの繋がりや、作物を作る上での自然との繋がり。焼酎造りに欠かせない原料、その原料の生産農家さんとの繋がり、会社での繋がり・・・いろいろなことを書いてしまいましたが、日々の生活の中で自分がいろんなものと繋がっていて、いろんなことに支えられているとしみじみと感じています。
今年もおいしい焼酎ができること、みなさんにもたくさんの良いことがありますようにと切に願うTERUなのでした~(^^)
by TERU
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